ミネラルウォーターとか天然水ってよく聞きますよね。最近はナチュラルウォーターという言葉がペットボトルに表示されていますが、なかなかメジャーにならないようです。そんなところに「RO水」という、聞き慣れない言葉が出てきました。
ROってなんでしょう
ROってなんでしょう?何か新しいもののようですが、そんなものを使って大丈夫なのでしょうか?
実は、そんなに新しいものじゃないんです。つまり、すでにかなりの実績があります。ROとは「逆浸透」と訳され、微小な穴が開いている膜のようなものの一方から反対側へ圧力をかけると、水だけが通過するような現象や方法を言います。
たいていの場合、この方法は膜によって行われるので、業界では「逆浸透膜」とか「RO膜」という言葉がよく使われます。
さて、いったい何に使うのでしょうか。これは「純水」を作るときに使います。
純水はICやLCDといった、ハイテク製品の製造工程で使用されることが多く、一方でコンタクトレンズに使用する「精製水」もよく似た工程で製造されています。
でも、ひと昔前までは、設備にたいへんな費用がかかりました。
しかし、きれいな水を工業用として使わなければならないという理由はなく、大企業でなくても設備ができて、利益を上げることができれば問題なく利用できます。幸いにも日本はRO膜については先進国で、NASAが開発したとはいっても、他の工業製品と同様にRO膜の技術はトップクラスにあります。
最初はべらぼうな値段だったのですが、普及するにつれて徐々に値段が下がり、中小企業でも使えるようになってきたのです。
また、日本は諸外国と違って水道水が問題なく飲めるので、天然水やRO水などはあまりニーズがなかったのです。ところが「水道水はまずい」とか「トリハロメタンは有害」などが話題になると、アメリカ、ヨーロッパにならってペットボトル詰めの天然水が普及し、続いて国産の天然水が出回りました。
日本人も、おいしくて安全な水には一定のコストが必要と認めたのです。
そのうち、RO膜を利用した純水製造設備の価格が下がってきました。このあたりで、天然水でなくても、おいしくて安全な水が提供できればビジネスが成立するところまで来た、ということですね。
RO水を家庭で使おう
さて、あとはサービスの問題です。いくら工場でおいしくて安全な水を作っても、だれも買いに来ませんので、買ってもらうためには、プラスアルファのメリットを提供する必要があります。それが「ウォーターサーバー」と「デリバリー」ですね。
そこに大震災が来て、さらに原発の事故も起きました。その上、O−111が出てきて、安全な水と食品を確保することが本当に大切であることを、私たちはあらためて知ることになったのです。「うちもここらへんでウォーターサーバーを使ってみようか」と考えている人も少なくないでしょう。
ウォーターサーバーを扱う業者は今や数え切れないほどあります。RO水を始めどこそこの銘水やら、深層水やら伏流水やらで、どれにしたらいいのか困ります。ベストな選択は難しいのですが、比較的無難な選択というのは難しくありません。
それは、とりあえずRO水を選択することです。
特別な事情を除いて、RO水がダメという用途はありません。「好みに合うか心配」という不安があれば、むしろ硬水を避ける方が賢明です。RO水がベースのものは超軟水〜軟水の範囲に入っていて、無難なのです。また価格帯が比較的安いのもうれしいことです。
さらに、安全面でもメリットがあります。
現状ではウォーターサーバーを扱っているすべての業者について、製品水からは放射性物質を含め、有害なものは検出されていません。しかし、それは検査したときの時点であって、すでに何日か経過した過去のことです。
極論すれば、将来的には何がどこでどのように混入してくるか、100%あり得ないとは断言できないのです。これは、ウォーターサーバーに限ったことではなく、東京の水道水であろうと、外国の地下水であろうと同じです。
ただし、100%に近づけることはできます。このために、東京の水道水は高度オゾン処理をした上に、塩素まで入れているのです。
しかし万一そうなっても、理論上はRO水がベースであるなら危険を回避できる可能性が大きいのです。ですから、RO水をベースにしたウォーターサーバーを選択するのは、究極の無難な選択と言えます。
RO水ベースのウォーターサーバー、ベスト3(静岡の人は4)
そんな中で、いろいろ比較してあなたの条件に合わせてもっともおすすめしたいウォーターサーバーはどれか、ご紹介したいと思います。
あなたが静岡県内にお住まいなら「おいしい水の宅配便」をおすすめします。デリバリーが静岡県内という点を除けば、最強のウォーターサーバーでしょう。製品はRO水(ピュア純水)と天然水2種の3本立てです。RO水の方は通常の製造工程に加え、オゾン殺菌を行っています。まさに最強です。その上価格設定も安めで、言うことはありません。
残念ながら、静岡県以外にお住まいの方はここからです。
まず、水質にこだわる人には「アクアクララ」です。RO水ベースですが、ミネラル調整により硬度は約30になっています。12リットル入1260円で、価格もそこそこ。
健康志向の人には、天然水「あさぎり高原ハイパーバナジウム」も選択できます。また、省エネ+UV除菌を装備したサーバーを始め、多彩なサーバーがあります。
次におすすめするのは「クリクラ」です。
やはりRO水ベースに、ミネラル調整により硬度は約30になっています。12リットル入1260円と、価格もアクアクララと同じです。また、カラーバリエーションはありませんが、省エネサーバーも選択できます。さらに、スタッフがサーバーの設置に来てくれるので安心ですね。
最後に、とにかく安い方がいい!という方には「アルピナウォーター」でしょう。ボトル1本あたり995円と手頃ですが、RO水をベースにオゾン殺菌も行っています。価格が安いので使えば使うほどオトクですが、ひと月あたりの最低本数もありませんので、少ししか使わない人にも優しいのです。
いかがでしたか?こんなに便利で安全な水が、いつでも使えるのに買いに行く手間がなくて、クールでもホットでもスタンバイOK!ちょっとRO水を見直したな、と思ってくれたら幸いです。
>>>アクアクララの管理人評価はこちらから
>>>クリクラの管理人評価はこちらから
>>>アルピナウォーターの管理人評価はこちらから
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