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ウォーターサーバーって放射能汚染の危険はないの?

ウォーターサーバーをご存じですか?最近、よく見かけるようになりましたが、昔からある冷温水器と似ていますね。でも機械の上に水のタンクを乗せているところが違います。スーパーや電気店などの店頭での実演を見かけた方も多いのではないでしょうか。


ここではウォーターサーバーについて、今日たいへんニーズの高まっている「安心して飲める水」を考えながらご紹介したいと思います。天然水以外にどんな水があるのか?また、最近話題になっている「放射能」の影響はないのでしょうか?

どんな水を使っているのか?

ウォーターサーバーにもいろいろありますが、大きく分けると2つになります。このような呼び方は馴染みがないかもしれませんが、便宜上次のように呼びます。一つ目は天然水(ナチュラルウォーター)を使用するもの、二つ目は人工的に成分を調整するもの(ミネラルウォーター)です。


天然水を使うタイプは、地下水が基本です。雨や雪が地中に浸透するとき、地盤が天然のフィルターとなって水をきれいに(ろ過)します。同時にミネラル分が適度に溶け込んで「おいしい」水になります。また、さらにこの水を沈殿、ろ過、加熱殺菌してもよいことになっています。


一方、ミネラルウォーターは調整方法がさまざまです。飲料に適した地下水などを非常に目の細かいフィルターでろ過してからミネラル分を調整します。オゾンや紫外線で殺菌を行うものもあります。


この時使われるフィルターは、多くの場合RO(逆浸透)フィルターを使います。それでROフィルターを使用したミネラルウォーターを、RO水と呼ぶことがあります。


「放射能の影響」とは?

さて、ここで今話題になっている「放射能の影響」を考えてみましょう。
「放射能の影響」も大別して2種類ありますが、混同されていることが多いようです。安全な「水」を安心して飲むために、ここで放射能についておさらいしてみましょう。


原子炉の中には放射能(放射線を出す性質)を持つ物質があり、放射性物質と呼ばれます。放射性ヨウ素や放射性セシウムなどです。もちろんウランも含みます。これが原子炉の外へ出ると、行く先々で周囲に放射線を浴びせることになります。この放射線を浴びることが、いわゆる「被曝」です。


まず「被曝による影響」を考えます。


幸い今回の原発事故で、強い放射線が出ているのは原発敷地内の限られた場所だけです。しかし弱い放射線であっても、長期間被曝すると人間や動植物の遺伝子が壊れます。ある程度以上に遺伝子が壊されると、新しい細胞が作れません。


それでも間違って新しい細胞ができてしまうと、その細胞は「できそこない」になります。新しい細胞が作れなかったり、できそこないの細胞ができる回数が、ある程度以上に多くなると、その生き物に異変が現われます。


もうお気づきですね?これは生きている人間や動植物への影響であって、店頭に並ぶ野菜や精肉にほとんど影響はないのです(厳密に言うと、加熱加工と似た化学反応が少し起こるようです)。水を始め金属やプラスチックも同様です。この点では安心なのです。


次は「放射性物質の付着・混入・吸収による影響」です。


水や食品が被曝しても大丈夫なら、なぜ水や食品から放射能が検出されるのでしょう?理由は簡単です。水や食品が放射性物質になったのではなく、水や食品に混入したり付着した放射性物質が放射線を出しているのです。


このような放射性物質の量は精密に分析してやっとわかるくらい微量なので、ただちに人間や動植物に影響はありません。しかし、これが人間や動植物に付着したり体内に入ってしまうと、長期間被曝することになるので、影響が出る可能性が高くなります。


実は「人体への影響がある」と言われる場合「放射性物質の付着・混入・吸収」を指していることが多いのです。


ウォーターサーバーの水は放射能の影響があるのか?

ここで話を水に戻します。
水の「被曝による影響」は無視できますので「放射性物質の混入」だけが問題です。現在、各メーカーから出荷されている水製品からは放射性物質は検出されていません


これは天然水では当然のことで、「天然のフィルター」を除いて考えても、採水点が地表から遠ければ、影響が現われるまでの時間は相当なものになります。(例:富士山麓で地下273メートルの場合、400年)


一方ミネラルウォーターでは、製造工程でROフィルタを通過するとき、水以外の物質はほとんど取り除かれますので、やはり大丈夫です。どちらの方法で作られても、出荷から使用直前まで密閉されていますから、異物の混入もなく、ひと安心ですね。


このように、現在出回っているウォーターサーバーの水は、いずれも安心して飲める水なのです。


さらに影響を小さくしたい!

ウォーターサーバーの水が安全であることは、おわかりいただけたと思います。それでも「どうしても心配」という人に私流の「チャンピオンデータ」をお教えいたしましょう。


まず、天然水を使用したウォーターサーバーです。一つ目の条件は「採水地で探す」です。放射性物質が風に乗って採水地に来ないような地域が望ましいわけで、できるだけ北の方から選びます。


チャンピオンは鎌田商事の「大雪な水」です。でも、まだウォーターサーバー未対応の北海道の名水は多いので、将来に期待しましょう。また配送コストが高いのが難点です。


二つ目の条件は「滞留時間で探す」です。この時間が長い方が地表の環境に影響されにくいのです。滞留時間が開示されていないものは、硬度や採水深度から予想します。


チャンピオンはドリームウォーターの「日田源泉水」です。同じ採水地の天然水が数件ある中で、推定の滞留時間(9370年!)を開示しているのでチャンピオンとしますが、「大分天領の銘水」、「日田の誉」、「日田の天然水」なども仕様は同等です。


最後に、ミネラルウォーターを使用したウォーターサーバーです。こちらは、製造工程でROフィルタを通過するとき、ほとんど水だけになっていますので優劣をつけるのは酷かもしれませんが、「ハワイウォーター」がチャンピオンです。


採水と加工が日本から遠いこと、さらに高度オゾン処理により放射線以外のトラブルも抑えられているという、プラスアルファで選択します。


ただしこのような選択をしますと、水質や味に対する「好み」が無視されてしまいます。むしろ、コスト・使い勝手・味・用途によって、どれがあなたの生活にベストであるかを考えて選択すると良いでしょう。


>>>ハワイウォーターの管理人評価はこちらから



 

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